ファインマンさんは冗談抜きで
好奇心のかたまりです
アメリカの物理学者、リチャード・P・ファインマンの回想記。小さな頃からラジオが大好きな知りたがりで、12歳の頃には実験室を持っていた。真っ正直で、つい遊び心を発揮してしまうから事件が起こる。ノーベル賞を取っても変わらない。原爆開発のマンハッタン計画を内側から見た章は、科学秘史としても貴重だ。
ファインマンさんの人柄と研究愛を感じる自伝です。彼は学者でも特別おもしろい人だと思います。
豊泉太郎
脳神経科学研究センター 数理脳科学研究チーム チームリーダー
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いたずら好きで好奇心のままに突進するファインマンの姿は人間味に溢れていて、「ノーベル賞受賞者はどこか遠い存在のすごい人」というイメージが崩れます(笑)。「そう構えずに研究者になってもいいんだ」と勇気をくれるので、若い人にぜひ読んでほしいです。
原山優子
理化学研究所 理事
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