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脳のなかの幽霊

V. S.ラマチャンドラン、 サンドラ・ブレイクスリー(著) 山下篤子(訳)

角川書店

2011年

クラシックス

C-25

私の身体感覚は
脳がつくった幻なのか?

事故で失った腕をまだあると感じ続けるスポーツ選手、麻痺した腕を兄の腕だと答える教師、自分の両親は偽物だと主張する青年。神経科学者の著者は、患者の得体の知れない症状から脳の仕組みや働きを推論。一人ひとりに対峙し、治療法を模索していく。1998年に刊行し脳ブームに火をつけた本。

推薦コメント

腕を切ったのにない腕が痛む「幻肢痛」から脳の不思議を描いています。先端技術なしに患者さんとのやりとりだけで解明するのが素晴らしい。

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加藤忠史

脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー

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