2022年11月からはじまった「科学道100冊2022」フェアは、全国各地でどんどん拡大しています。
この記事では、書店や公共図書館から届いたフェア会場の様子を写真とともに紹介します。
フェア会場ではブックレットも配布しています(数量限定)。ぜひお近くの会場にお立ち寄りください。
※開催期間は変更になる場合があります。念のため、来訪前のご確認をおすすめします。
掲載するフェア会場一覧
公共図書館/公設民営書店
魚津市立図書館(富山県)/TSURUGA BOOKS&COMMONS ちえなみき(福井県)/恵那市中央図書館(岐阜県)/高山市図書館「煥章館」(岐阜県)/あま市美和図書館(愛知県)/三重県立図書館(三重県)/大和高田市立図書館(奈良県)/枚方市立御殿山図書館(大阪府)/宝塚市立西図書館(兵庫県)/福山市中央図書館(広島県)/長崎市立図書館(長崎県)/恩納村文化情報センター(沖縄県)
公共図書館/公設民営書店
魚津市立図書館
- 開催期間:2023年1月20日~2023年2月12日
- 住所:富山県魚津市本江1940
- 電話:0765-22-0462
イチオシの科学道本『奇想天外な目と光の話』
私たち人間は「人」の目しか知らない。でも、生物でも種が違えば目の機能も見え方も違うということを知ることができて、まさに「目から鱗が落ちる」興味深い本です。
TSURUGA BOOKS&COMMONS ちえなみき(公設民営書店)
- 開催期間:2023年2月3日~終了時期未定
- 住所:福井県敦賀市鉄輪町1丁目5-32
- 電話:0770-47-5606
イチオシの科学道本『ビジュアル 数学全史─人類誕生前から多次元宇宙まで』
数学の面白さにスポットライトを当てた1冊です。難しい数式もなく、どこから読んでも楽しめます。読めばきっと「世界は数学でできている。だからおもしろい」の言葉の意味がわかるはず。
恵那市中央図書館
- 開催期間:2023年1月26日~2023年3月29日
- 住所:岐阜県恵那市長島町中野2丁目2-5
- 電話:0573-25-5120
イチオシの科学道本『ねじとねじ回し─この千年で最高の発明をめぐる物語』
西暦2000年。「この千年間で発明された最高の道具は何か」というミレニアムにふさわしい記事を書いてほしいと依頼を受けた著者は、悩みに悩んだあげく「ねじ」に焦点をあてました。ねじの歴史を紐解き、真実に段々と近づいていく過程はサスペンスの様です。ねじを発明したのは一体、誰なのでしょうか。
高山市図書館「煥章館」
- 開催期間:2022年12月27日~2023年1月30日
- 住所:岐阜県高山市馬場町2丁目115
- 電話:0577-32-3096
イチオシの科学道本『かけらが語る地球と人類138億年の大図鑑』
隕石やレンガ、木片、ケーキのくずなど、ほんの小さなかけらに秘められた地球と人類の歴史を紹介する本です。もしかしたら家の庭の石やごみ箱の糸くずにも壮大な物語が秘められているのではないかと想像をかきたてられます。
あま市美和図書館
- 開催期間:2023年1月15日~2023年3月31日
- 住所:愛知県あま市花正地先1-1
- 電話:052-449-1070
イチオシの科学道本『チ。 −地球の運動について−』
科学が苦手な人でも、コミックなら抵抗なく読めると思います。フィクションならではの面白さがあり、地動説のことを楽しく理解できます。
三重県立図書館
- 開催期間:2023年2月23日~2023年3月30日
- 住所:三重県津市一身田上津部田1234
- 電話:059-233-1180
イチオシの科学道本『ねじとねじ回し─この千年で最高の発明をめぐる物語』
「たかがねじ、されどねじ」。簡単そうに見える物ほど、実際につくりだすのは難しいものです。シンプルなものの奥にある歴史を楽しむことができます。
大和高田市立図書館
- 開催期間:2023年1月4日~2023年2月19日
- 住所:奈良県大和高田市西町1-45
- 電話:0745-52-3424
イチオシの科学道本『稲妻と雷の図鑑』
さまざまな種類の雷が美しい写真とともに紹介されています。まだ解明されていない電気発生のメカニズムなど、解説を読みながら、自然へのロマンを感じることができます。また、歴史、民俗学、芸術の分野からの雷の解説もあり、『日本霊異記』に掲載されている雷を捉えた話は、実際に本で読みたくなるような面白い内容です。怖い自然現象の雷が親しみやすいものに変わるかもしれません。
枚方市立御殿山図書館
- 開催期間:2023年2月1日~2023年2月23日
- 住所:大阪府枚方市御殿山町10-16 枚方市立御殿山生涯学習美術センター 地下1階
- 電話:050-7102-3119
イチオシの科学道本『せいめいのれきし』
地球の誕生から今日に至るまでの、とてつもなく長い時間がこの絵本にまとめられています。「自分が今いる場所が大昔には溶岩に覆われていたんだな」「もしかしたら海の底だったのかもしれない」、とページをめくる度に空想にふける楽しさを感じました。絵も細かな描写があり、言葉の説明だけではピンとこない小さなお子さんでも楽しめる1冊です。
宝塚市立西図書館
- 開催期間:2023年2月5日~2023年3月6日
- 住所:兵庫県宝塚市小林2丁目7-30
- 電話:0797-77-1222
イチオシの科学道本『妻を帽子とまちがえた男』
タイトルを見て「えっ?そんなことある??」と思った人には、ぜひ手に取ってほしい1冊です。脳神経に障害をもち、不思議な症状が現れる患者たち24人のエピソード。病気だけでなく、人間をみようとする医師の目線で描かれています。
福山市中央図書館
- 開催期間:2022年12月14日~2023年1月24日
- 住所:広島県福山市霞町1丁目10-1
- 電話:084-932-7222
イチオシの科学道本『QRコードの奇跡 モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ』
QRコードは身近にあるものですが、日本の会社が開発した技術ということを知っていますか?開発にいたる経緯と、その後の世界的な普及や進化なども知ることができる1冊です。
長崎市立図書館
- 開催期間:2023年2月27日~2023年3月31日
- 住所:長崎県長崎市興善町1-1
- 電話:095-829-4946
イチオシの科学道本『世界を一枚の紙の上に─歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』
地球や気象、社会統計など、全貌を捉えにくいものや形には表せないものを伝えるため、人々は古くから図を用いて他者に情報を伝えてきました。さまざまな図の可視化にいたるまでの軌跡と、その歴史がわかります。
恩納村文化情報センター
- 開催期間:2023年2月17日~2023年3月15日
- 住所:沖縄県国頭郡恩納村仲泊1656-8
- 電話:098-982-5432
イチオシの科学道本『世界の発明発見歴史百科』
科学道100の展示コーナーにて、「えー!これってこんなに昔からあるの?」と、この本を手に大興奮の親子連れが印象的でしたのでこの本をおすすめします。歴史を変えたさまざまなジャンルの発明を年代順に楽しめる1冊です。