科学道100冊ラインナップ

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2021年の100タイトルは、注目のトピックなど3つの軸で選んだ「テーマ本」50タイトルと、時代を経ても古びない良書として選んだ「科学道クラシックス」50タイトルで構成されています。2021年の3つのテーマは、①未来エンジニアリング、②脳とココロ、③つながる地球です。

2021年テーマ本の選書アドバイザー一覧はページ下部でご覧いただけます。

科学道100冊2022バナー

ISBN入りの100タイトルリストとブックレットのPDFはこちからダウンロードしていただけます。

「未来エンジニアリング」のアイコン

見出しテーマ1「未来エンジニアリング」 見出しテーマ1「未来エンジニアリング」

16タイトル

次の時代をつくるテクノロジーと、人類の行方を予見する16冊。

「脳とココロ」のアイコン

見出しテーマ2「脳とココロ」 見出しテーマ2「脳とココロ」

17タイトル

脳が分かれば人が分かる?多方から脳とココロの謎に迫る17冊。

「つながる地球」のアイコン

見出しテーマ3「つながる地球」 見出しテーマ3「つながる地球」

17タイトル

自然や社会の中で人間のエコロジー(生態系)を問い直す17冊。

見出しテーマ「科学道クラシックス」 見出しテーマ「科学道クラシックス」

50タイトル

時代を経ても古びない良書として選んだ「オールタイム・ベスト50」。

2019年に選出し、2020年、2021年度も引き続き、同じ本をお薦めしています。

見出し「選書アドバイザー」 見出し「選書アドバイザー」

各分野に精通した理研の研究者が選書アドバイザーを担い、テーマ本50冊を選書しました。

選書アドバイザーおすすめの1冊でPOPを作成しました。科学者のリコメンドPOPをご覧ください。

「伊藤嘉浩さん」の画像

伊藤嘉浩

Yoshihiro Ito

高分子を使った機能性材料の研究を行う。プラスチックのような合成高分子と、DNAやタンパク質のような生体高分子を組み合わせて、役に立つ材料の開発を目指している。

コメント

高校時代、生物の教科書でDNAのらせん構造や遺伝子の働きを学んで以来、生物系の研究書を横目で見ながら、化学の研究に勤しんでいます。

担当テーマ

科学道100冊2021「未来エンジニアリング」

「清成 寛さん」の画像

清成 寛

Hiroshi Kiyonari

遺伝子改変動物の作製技術開発およびマウス初期胚発生の研究に取り組んでいる。読書は現実世界から離れられる、癒やしの時間。中学生の頃からミステリー小説が好き。「ミステリーの“謎を解く”部分が、科学への道に繋がったのかもしれません」。

コメント

現在はインターネットで様々な本の閲覧が可能ですが、ぜひ本屋さんに足を運んで実際にいろんな本を手に取ってみてください。読書に対する違った感覚が得られるかもしれません。

担当テーマ

科学道100冊2021「未来エンジニアリング」

「園田 翔さん」の画像

園田 翔

Sho Sonoda

数学を使ってディープラーニングの基礎理論を研究している。小学生の頃、友人の影響で宇宙の本を読み始め、理解するために数学に行き着いた。ナツメ社の図解雑学シリーズもよく読んでいた。

「中村振一郎さん」の画像

中村振一郎

Shinichiro Nakamura

研究テーマは天然光合成のメカニズム解明。量子力学に基づいた計算科学によってアプローチしている。学生時代は「今昔物語」が好きで古語で読んだ。社会人になってからは、立花隆の著作は全網羅している。

コメント

私にとっての最大の苦痛は、心の退屈です。本はそれを癒してくれます。学生の皆さんは若いうちに良い本に巡り合ってください。

担当テーマ

科学道100冊2021「未来エンジニアリング」

「中村泰信さん」の画像

中村泰信

Yasunobu Nakamura

次世代の情報処理を担う量子コンピュータを研究。その心臓部となる「超伝導量子ビット素子」の開発に世界で初めて成功した。小学生の頃から大の読書好きで、今も年間50〜100冊を読破。科学に限らず、歴史や小説、漫画からライトノベルまで幅広いジャンルを読む。

コメント

読書では自分とは異なる人生を垣間見ることができます。本を通して研究者の生きたストーリーやドラマに触れてみてください。

担当テーマ

科学道100冊2021「未来エンジニアリング」

「赤石れいさん」の画像

赤石れい

Rei Akaishi

脳の意思決定の研究から、社会における人間のウェルビーイング促進を目指す。学生時代は図書館でひと棚まるごと読みあさっていたというツワモノ。本を通して宇宙や生きものの不思議と出会い、一方でシャーロック・ホームズや江戸川乱歩に親しんだ。読書は今も生活の一部。

コメント

身近な問題についても大きな社会問題に関しても、これからは多様な分野の視点を持つことが力になります。読書も幅広いジャンルに触れてみてください。

担当テーマ

科学道100冊2021「脳とココロ」

「磯村拓哉さん」の画像

磯村拓哉

Takuya Isomura

脳の知能の普遍的な特性を、数学的に記述する理論の構築を行なっている。特に、既存の人工知能に対して、生物の知能が優れている点を、数理的に理解することを目指している。

「上口裕之さん」の画像

上口裕之

Hiroyuki Kamiguchi

研究テーマは、脳神経系の構築と修復の仕組みを細胞レベルで解き明かすこと。好きな本のジャンルは、どんでん返しのあるミステリー小説。読書は自身にとって「心を目覚めさせるもの」。

コメント

私は子どもの頃に人体の図鑑を眺め、医学に興味を持ちました。読書で育まれる好奇心は、学生の皆さんの「将来の夢」を叶える原動力になるはずです。

担当テーマ

科学道100冊2021「脳とココロ」

「栗原恵美子さん」の画像

栗原恵美子

Emiko Kurihara

パラゴムノキから天然ゴムができるメカニズムを細胞生物学的に研究。中高生時代は主に推理小説を読んでいたが、ある時『ヒト細胞の老化と不死化』という本にハマったことで生物学への興味が開く。現在は科学の絵本に夢中。

コメント

難しくても、わからなくても、今の年齢でしか感じられないことがあります。違和感も大事にしながら、数多く、いろんな本に出会って欲しいです。

担当テーマ

科学道100冊2021「つながる地球」

「関 原明さん」の画像

関 原明

Motoaki Seki

植物が環境ストレス変化にどう適応するか、環境ストレスに強い植物の創出技術開発などの研究を行う。2014年から7年連続でクラリベイト・アナリティクス社(旧トムソン・ロイター社)のHighly Cited Researchersに選出。高校時代から地球環境問題に興味があった。

コメント

地球温暖化などの気候変動問題は、世界中の人々の安全を脅かす問題であり、人類がどのように取り組むかがますます重要になっています。本を通して地球規模の課題にも関心を持っていただきたいです。

担当テーマ

科学道100冊2021「つながる地球」

担当テーマ

科学道100冊2021「つながる地球」

「蒔田由布子さん」の画像

蒔田由布子

Yuko Makita

パラゴムノキをはじめ、植物のDNAの配列を解析している。学生時代に好きだったのはアガサ・クリスティーをはじめとする海外ミステリー小説。現在は読書家の家族や友人のお薦め本を読むことが多い。

コメント

中高生時代、科学の本には敷居の高さを感じ、手を伸ばせませんでした。科学道100冊は、そんな敷居を取り除く企画で、例年発表が楽しみです。

担当テーマ

科学道100冊2021「つながる地球」

「松井 南さん」の画像

松井 南

Minami Matsui

研究テーマは、植物の光環境に応答するメカニズムの解析、バイオマスとしてのゴムノキのゲノム解析など。好きな作家は、井上ひさし、手塚治虫など。読書は主にリラックスのためのもの。

コメント

学生の時に本を無性に読みたくなる時期があるものです。試験にでた作品などを読んでみるのも良いと思います。

担当テーマ

科学道100冊2021「つながる地球」