「なんとなく似ている」が
大発見のきっかけになる!
つむじ、星雲、素粒子の飛跡、ヒナギクの配列図……これらの共通点は? 写真を並べると一目瞭然、ぐるぐる渦巻きの形がそっくりだ。「似ている」は科学や物理の発見のきっかけにも大きく作用している。大量の図版から「かたち」と「視線」を探索し、私たちの図像的思考を大胆に開いてくれる1冊。
点や線、図形、色彩、陰影など、視覚を刺激するさまざまなアイテムがどのように人間を人間たらしめ我々の思考やイメージを左右するのか、縦横無尽に語った痛快な1冊。話はとどまるところを知らず、視覚論、デザイン論から歴史、政治、映画、小説、アニメやオタク文化に至ります。
倉谷滋
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
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