「二重らせん」の背景ありの書影

二重らせん

ジェームス・D・ワトソン(著) 江上不二夫、中村桂子(訳)

講談社

2012年

傑作選

048

DNAの構造解明にいたる
熱い研究生活を、本人が描く

DNAは二重らせん構造をしている。生物学の常識を覆す大発見を果たしたジェームス・D・ワトソンが明かす、研究の日常やライバル研究者との競争のやり取り。この本をきっかけに科学を志したという科学者も少なくない、生々しく刺激に満ちた研究者のリアル。

推薦コメント

生物学研究に新しい地平を開いたDNAの二重らせん構造の発見は、バイオテクノロジーへ発展し、数々の恩恵を人類にもたらしています。本書は、教科書に記されない裏側を科学者自身が語った人間味あふれる生々しい体験の物語として描き出されています。

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