「日本の酒」の背景ありの書影

日本の酒

坂口謹一郎(著)

岩波書店

2007年

傑作選

061

古い文明はかならず
うるわしい酒を持つ

日本人が大昔から育てあげてきた一大芸術的創作である日本酒。その歴史から、基本の味わいである辛口と甘口、品評会の功罪、酒造業及び酒売店としての酒屋、繊細かつ重労働である酒造り、高峰譲吉による醸造法の輸出、「火入れ」という日本酒独自の智慧まで、醗酵学者がその魅力を存分に語りつくす。

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