「算法少女 」の背景ありの書影

算法少女

遠藤寛子(著)

筑摩書房

2006年

傑作選

069

女の子だって算数が好き!
江戸に実在した算法書の物語

安永4年の江戸、父に算法を教わってきた少女あきは、観音さまに奉納されていた算額に誤りを見つけてしまう。それがきっかけで、久留米藩主の姫の算法指南役の声がかかるのだが…。実在する江戸時代の和算書「算法少女」を題材に、一人の少女の姿を通して、日本独自に発展してきた和算の魅力を描き出す。

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