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070『春宵十話』
遠藤寛子(著)
筑摩書房
2006年
傑作選
069
安永4年の江戸、父に算法を教わってきた少女あきは、観音さまに奉納されていた算額に誤りを見つけてしまう。それがきっかけで、久留米藩主の姫の算法指南役の声がかかるのだが…。実在する江戸時代の和算書「算法少女」を題材に、一人の少女の姿を通して、日本独自に発展してきた和算の魅力を描き出す。
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