「量子革命─アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突」の背景ありの書影

量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突

マンジット・クマール(著) 青木薫(訳)

新潮社

2017年

傑作選

081

「量子」の解釈をめぐる直接対決
物理学を進展させた巨人たち

スマホから核兵器まで、現代のテクノロジーの源にある量子力学。20世紀初頭、この新しい物理学の解釈をめぐり、アインシュタインとボーアは論争を繰り広げた。ふたりを軸にハイゼンベルク、シュレーディンガーなど天才たちが織りなすドラマ。量子論の100年を追うノンフィクション。

推薦コメント

2025年に誕生100周年を迎える量子力学。量子力学の発見は、それ以前の物理学と人間の日常感覚を大きく覆すような出来事でした。本書からは、その基礎理論がまさに革命的に打ち立てられていく様子が、熱く伝わってきます。科学の発展に人々の対話とその背景となる社会が重要であることは今も昔も変わりません。

推薦コメント

近年、量子コンピューターへの期待が高まっています。2023年のノーベル化学賞「量子ドット」など「量子」を冠する先端技術が、社会に浸透してきました。本書は、ニュートン力学を覆す「量子」という概念が100年以上前に生まれ、発展してきた歴史を物理学者らの人間ドラマとして描き出しています。

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