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フンボルトの冒険─自然という〈生命の網〉の発明

アンドレア・ウルフ(著) 鍛原多惠子(訳)

NHK出版

2017年

クラシックス

C-29

今こそ見返したい
フンボルトの統合的自然観

当時ナポレオンと並ぶ影響力を持っていた大科学者・フンボルト。中南米やロシアを冒険し、環境と動植物の関係を調査。その経験から「生命の網(自然は巨大な一個の生き物で、全てが互いに繋がっている)」という自然観を生み出した。ダーウィンやソローにも影響を与えたその思想と生涯を追う。

推薦コメント

ゲーテと親交の深かったフンボルトは世界中を冒険した大科学者です。500ページ近い本ですがスラスラ読めます。

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倉谷滋

開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員

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