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スマホ脳

アンデシュ・ハンセン(著)久山葉子(訳)

新潮社

2020年

2021 脳とココロ

2-13

睡眠障害、うつ、学力低下…
スマホは最強ドラッグ!?

手放せないスマホ、チェックしないではいられないSNS。それもそのはず、これらは人間の脳をハッキングするように巧妙に設計されているのだ。集中力を奪い尽くされないように、相手の手の内を知り、スマホに支配されない自分でいよう。スウェーデンの精神科医による提言は、世界的なベストセラーになった。

推薦コメント

スマホやデジタル技術が脳に与える影響は社会的に非常に関心の高いテーマですが、その影響がポジティブかネガティブかは科学的に決着がついていません。実は読書もかつては「危険な行為」と恐れられていた時代がありました。この本ではスマホのネガディブな部分を取り上げていますが、今の子どもたちにとってすでに環境の一部。現時点での評価を絶対とせず、広い視野を持ちながらひとつの視点として読むといいと思います。

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