二重螺旋 完全版

ジェームズ・D・ワトソン(著) アレクサンダー・ガン、 ジャン・ウィトコウスキー(編) 青木薫(訳)

新潮社

2015年

2020 世界を変えた科学者

3-10

DNAの構造解明にいたる
熱い研究生活を、本人が描く

DNAは二重らせん構造をしている。生物学の常識を覆す大発見を果たしたジェームス・D・ワトソンが明かす、研究の日常やライバル研究者との競争のやり取り。この本をきっかけに科学を志したという科学者も少なくない、生々しく刺激に満ちた研究者のリアル。

推薦コメント

DNAの二重螺旋モデルを発表するまでの経緯を、ワトソンが赤裸々に綴った本です。普通は書かないライバルの悪口まで平気で書いている(笑)。活発な議論も熾烈な競争もあり、分子生物学勃興期の研究者の息づかいが伝わってきます。

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篠崎 一雄

環境資源科学研究センター 機能開発研究グループ グループディレクター

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