書籍「生物の中の悪魔─「情報」で生命の謎を解く」の書影

生物の中の悪魔─「情報」で生命の謎を解く

ポール・デイヴィス(著)水谷淳(訳)

SBクリエイティブ

2019年

2022 情報の世紀

1-06

「情報」のレンズで見えてきた
新たな生命の姿とは?

生命の誕生や進化、意識の発生などの謎を、「情報」という視点から読みとくスリリングな1冊。非生命である分子が、いかにして秩序だった生命になりえたのか? 著名な米国の物理学者である著者が、量子生物学の最先端分野で解明されつつある生命の仕組みを紹介する。

推薦コメント

生命科学では生物のハードウェアを「化学」の言葉で明らかにする研究が盛んに行われています。これに対して本書ではさまざまな生命現象を一貫して「情報」のメガネで見直します。その結果見えてきたのは、流れ込んでくるビットを計算処理する、ソフトウェアとしての生命像でした。情報熱力学やシステム生物学など、複数分野の交点で芽生える新たな生命像を伝える1冊です。

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