書籍「眼の誕生─カンブリア紀大進化の謎を解く」の書影

眼の誕生─カンブリア紀大進化の謎を解く

アンドリュー・パーカー(著)渡辺政隆、今西康子(訳)

草思社

2006年

2022 光を追いかけて

2-10

カンブリア紀の進化の大爆発
その謎を徹底的に追跡する

5億4300万年前から500万年間のカンブリア紀に、わずか4つだった動物門が突如として38もの動物門に進化した。この進化のビッグバンはなぜ起きたのか? 古生物の生態と太陽光線との関係を明らかにしつつ、「眼」の誕生こそが、カンブリア紀の進化の鍵であることを解き明かす。

推薦コメント

「眼」という生物が持つ超高性能光学パーツがどうやって生まれたのか。そして眼の誕生が生物の進化にどういう影響を与えたか。生物の急激な進化が起きた「カンブリア爆発」の謎を解明する一説として、興味深い内容です。

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