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ソロモンの指環─動物行動学入門

コンラート・ローレンツ(著) 日高敏隆(訳)

早川書房

1998年

クラシックス

C-16

一緒に暮らして書いた
ノーベル賞学者の生き物観察記

29日間温めてきたガンの卵から、ついにヒナが顔を出した。目と目を合わせ、言葉を交わしたその時から、ヒナは著者ローレンツを母親と認め、離れなくなった。食事の世話に寝かしつけ、川べりへの散歩、忙しくものどかな子育ての日々。ガン語が話せ、カラス語がわかるノーベル賞学者の動物観察記。

推薦コメント

ソロモンの指輪を身につけると動物と話ができる? 行動学者であるコンラート・ローレンツが、動物の行動のメカニズムを紐解く。生涯にわたる行動に影響を及ぼす初期学習など、遺伝と環境の問題を考える上でも有用な1冊です。

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