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みんなが選んだ「私のイチオシ科学道本」②

みんなが選んだ「私のイチオシ科学道本」紹介の後半戦。

前半の記事:みんなが選んだ「私のイチオシ科学道本」紹介①

400冊以上ある科学道本のなかでも、特に多くの人の「イチオシ」を集めるのはどの本になるのでしょうか?
Twitterとメールでいただいたご意見を集約し、8つのカテゴリに分けました。

本記事では、④情報・テクノロジーのいま、⑤科学の偉人に出会おう、⑥サイエンス入門、⑦いま地球を考える、⑧宇宙に思いを馳せる

の5カテゴリを掲載します。
身近なものから科学の奥深い世界を紐解いていくような本がラインナップされました。

 

情報・テクノロジーのいま

フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ

森達也(著)/著

フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ

ミツイパブリッシング

2019年

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【科学道100冊2022】のテーマ①「情報の世紀」の選出本

イチオシの理由

戦争や大災害か現在進行形で起きている今、溢れる情報の中でメディアが切り取った情報の外には知らされない情報もあることや、取得する情報によって大きく私達の世界観が変わることなどを知るにはわかりやすくて良い本だと思う。
(生駒市立生駒南中学校 学校司書さん)

テレビや新聞等で発信されるニュースは、それこそが正しい情報だと思いがち。
でも、公正中立の立場で作られているはずの情報は、日本の資本主義経済や
発信する側の主観で満ちている!?
情報社会に生きるあなたに知ってほしい1冊です。
(関市立図書館 司書さん)

 

QRコードの奇跡─モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ

小川進(著)/著

QRコードの奇跡─モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ

東洋経済新報社

2020年

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【科学道100冊2022】のテーマ①「情報の世紀」の選出本

イチオシの理由

日本発で国際標準になったQRコード。その開発の苦労と更なる可能性が描かれています。読後、QRコードの見方が変わります。
(寒川総合図書館 スタッフさん)

 

科学の偉人に出会おう

 

世界を変えた 知っておくべき100人の発見

アビゲイル・ウィートリー(著)/著

世界を変えた 知っておくべき100人の発見

小学館

2020年

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【科学道100冊2022】のテーマ③「科学史タイムトラベル」の選出本

イチオシの理由

情報を視覚に伝える「インフォグラフィックス」を使用。一人につき1~2ページで説明されており、どのページからでも始めることができます。子どもも大人も楽しめる1冊。
(RYOさん)

鏡の中の物理学

朝永振一郎(著)/著

鏡の中の物理学

講談社

1976年

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【科学道100冊クラシックス】の選出本

イチオシの理由

ノーベル物理学賞受賞者・朝永振一郎著。3篇の収録の中でも「光子の裁判」は、難解といわれる「二重スリット実験」を擬人化。光子の奇妙な性質を推理小説風に仕上げることで、一般の人にもわかりやすく語られた名作です。
(RYOさん)

 

サイエンス入門

「電波と光」のことが一冊でまるごとわかる

井上伸雄(著)/著

「電波と光」のことが一冊でまるごとわかる

ベレ出版

2018年

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【科学道100冊2022】のテーマ②「光を追いかけて」の選出本

イチオシの理由

私たちの生活に欠かせない電波の話から始まり、実は、電磁波(電波)と光は仲間であることを光の性質と共にわかりやすく説明されている。電波と光がどういった時代の中で、どのような人達によって見出されてきたかを身近なもので例えた説明は、科学のことをよく知らない私にも伝わりやすく、読後感がよかった。
(九州工業大学附属図書館 サービス係さん)

 

虹の図鑑─しくみ、種類、観察方法─

武田康男(著)/著

虹の図鑑─しくみ、種類、観察方法─

緑書房

2018年

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【科学道100冊2022】のテーマ②「光を追いかけて」の選出本

イチオシの理由

虹にはこんなに種類があるのか!虹を見つけるルールがあるの?まだ見たことのない様々な種類の虹、作られ方など虹にまつわることが1冊にまとまっていて、見るだけでも美しく、知識も深められる秀逸の1冊です。
(大田区立久が原図書館 スタッフさん)

いま地球を考える

世界からバナナがなくなるまえに─食糧危機に立ち向かう科学者たち

ロブ・ダン(著) 高橋洋(訳)/著

世界からバナナがなくなるまえに─食糧危機に立ち向かう科学者たち

青土社

2017年

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【科学道100冊2021】のテーマ③「つながる地球」の選出本

イチオシの理由

農作物を単一化・大量生産すると、病原体や害虫が作物を襲った場合、農場が再起不能になります。農作物の多様性の乏しさが、食料危機を招く原因となることを警鐘しています。そんなバナナな事情が!
(RYOさん)

 

すべてのいのちが愛おしい─生命科学者から孫へのメッセージ

柳沢桂子(著)/著

すべてのいのちが愛おしい─生命科学者から孫へのメッセージ

集英社

2007年

【科学道100冊ジュニア】のテーマ⑥「ひろがる未来」の選出本

イチオシの理由

生命科学者から孫への手紙という形で、いのちと自然の不思議、いのちの尊さを語りかける良書です。
(フローライトさん)

宇宙に思いを馳せる

冥王星を殺したのは私です

マイク・ブラウン(著) 梶山あゆみ(訳)/著

冥王星を殺したのは私です

飛鳥新社

2012年

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【科学道100冊2020】のテーマ②「宇宙フロンティア」の選出本

イチオシの理由

2006年8月、冥王星が準惑星になった。そのきっかけとなったのがこの本の著者。著者の目線で描かれているのでとてもわかりやすく、宇宙のことを知らなくても読める本。宇宙に興味を持ち始めた人におすすめです。
(関市立図書館 司書さん)

星を継ぐもの

ジェイムズ・P・ホーガン(著) 池央耿(訳)/著

星を継ぐもの

東京創元社

1980年

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【科学道100冊クラシックス】の選出本

イチオシの理由

月で5万年前に死亡した人の遺体が発見されます。はるか昔の遺体がなぜ月に?どこから来たのか?物理学や化学、天文学などの総合知を結集して解き明かされる壮大なミステリーに、SFとは思えないリアリティを感じます。
(RYOさん)