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【寄贈レポート②】「科学道100冊2021」寄贈団体からの声

50団体への書籍セット寄贈が完了

科学道100冊委員会は、より多くの小中高生の皆さまの科学に対する興味を深めていただくことを目的として、2022年3月に「科学道100冊2021」の書籍を30セット、「科学道100冊ジュニア」の書籍を20セット、合計50団体に寄贈しました。

 

当記事では前回に続き、「科学道100冊2021」の贈呈時にいただいた寄贈団体か

らのコメントと、展示の様子を紹介します!

 

前回の記事 【レポート】「科学道100冊2021」寄贈団体からの声①

「科学道100冊2021」寄贈団体からの声

岩手県立岩泉高等学校(岩手県)

寄贈いただいた書籍は本校のラウンジに展示しました。準備を進めるにつれて、教員の私たちもワクワクしてきたので、その気持ちが伝わるような展示になっていると思います。できるだけ生徒が手に取りやすい環境に置くことで、科学系の書籍に慣れて貰えたらと期待しています。

本校は3学年6クラス編成です。今回、テーマとクラシックスの書籍を全部で6つのBOXに入れて展示したので、BOXを月ごとに各クラスに巡回させていこうと考えています。要望があればテーマごとに近隣の小中学校に貸し出しすることもできそうです。
岩手県立岩泉高等学校の展示風景の画像

茨城県つくば市立手代木中学校(茨城県)

先日、子どもたちと書籍を開封いたしました。段ボール箱を開け、本を取り出す子どもたちが、まるで宝物を取り出すかのようにワクワクと笑顔にあふれていました。本校では、理科室の一角に「科学道100冊」コーナーを設置しました。本棚の掃除から、本の配置まで、子どもたちが進めてくれました。

さっそく「先生、家で読みたいので借りていってもいいですか」と子どもたち。コロナ禍でなかなか遠出などはできませんが、読書に浸ることを楽しみにしていました。書籍を通じて科学者の生き方・考え方や科学の面白さ・素晴らしさに触れることができる機会になることと思います。未来を創る子どもたちと、この書籍を読みながら、学びを深めたり、自己の生き方を考えることができればと思っています。
茨城県つくば市立手代木中学校の展示風景の画像

千葉県立東葛飾中学校高等学校(千葉県)

このたびはたくさんの素晴らしい本を寄贈していただきありがとうございました。

本やポップは生徒が配置しました。本を棚に配置しながら読書に夢中になってしまう生徒もいました。本校は中高一貫公立校ですので、中学生、高校生への周知だけでなく、ホームページで展示の案内をするなどして多くの方に本を活用していただきたいと考えています。
千葉県立東葛飾中学校高等学校の展示風景の画像

千葉市立有吉中学校(千葉県)

寄贈の本を展示しました。春休み中ですが、遊びに来た子はチラチラと手に取っています。新学期からの生徒の反応が楽しみです。
千葉市立有吉中学校の展示風景の画像

神奈川県立大和西高等学校(神奈川県)

マンガや絵本のように手に取りやすいものから、じっくりと時間をかけて読める本まで選書の幅が広く、魅力的です。理系の男子がさっそく春休みの読書のために数冊借りていきました。今後多くの生徒たちに有効に活用してもらえるよう宣伝していきたいと思います。
神奈川県立大和西高等学校の展示風景の画像

松本市立会田中学校(長野県)

自館では揃えることが叶わなかった多くの本をご寄贈くださり、感謝の念に堪えません。選りすぐりの良書を一気に展示する、というインパクトのある出来事に会話が弾みます。たくさんの本を目の前に笑みがこぼれ、弾んだ声が広がっています。そうかと思うと遠慮がちに遠巻きに眺める生徒もいて、かわいい反応もあります。本を読む前から話題が生まれ、他者と話すきっかけになる科学道100冊。”知ることは楽しい”という世界を仲間と共有できる「科学道100冊2021」を、学校全員で楽しんでいきたいと考えています。
松本市立会田中学校の展示風景の画像

白山市立鶴来中学校(石川県)

この度は「科学道100冊 2021」を寄贈していただき、ありがとうございました。さっそく書架に並べコーナーを作ったところ、多くの生徒や教職員が足を止め、本を手に取っております。中学生には難解な本もたくさんありますが、本を通して私たちの生きる世界にさまざまな不思議があることに気づくだけでも、その後のものの見方に良い変化があると思います。
教職員からは「学生時代に読んだ」「科学読み物をレポートのテーマ選びに生かしたい」といった声がありました。ヨシタケシンスケ氏の本やコミックの『Dr.STONE』は読んでいる生徒も多く、そこから関連させて次々と本をつないで紹介する取り組みができそうだと、とてもワクワクしています。書棚に並んでいるだけでも好奇心を刺激する本ばかりですが、ブックトークや授業、学校の推薦図書として生徒に紹介し、一人でも多くの生徒に科学のおもしろさに気づくきっかけを作りたいと考えております。
白山市立鶴来中学校の展示風景の画像

 

滋賀県立聾話学校(滋賀県)

魅力的な本の数々。子どもも大人も興味を揺さぶられるものを頂戴し、ありがとうございます。最近のマンガから、自身も過去に読んだことのある本もたくさんあり、親しみを持っております。科学の世界に繋がる窓口として、一歩立ち止まって考えるきっかけに活用していきたいと思います。滋賀県立聾話学校の展示風景の画像

岡山県苫田郡鏡野町立鏡野中学校(岡山県)

この度は、本当にありがとうございました。先生方にも喜ばれることと思います。
中学生にはまだ難しいかもしれない本もありましたが、理解できるレベルの生徒を増やすためにも、どんどん読んでもらえるように工夫したいと思います。
岡山県苫田郡鏡野町立鏡野中学校の展示風景の画像

 

大月町立大月中学校(高知県)

当校は小規模校で、年間の図書購入予算も少なく、購入する本の選定には日々苦心しておりました。そんな中、今回数多くの書籍を寄贈していただき、本当に有難く思っております。

普段、このようにテーマを絞った選書をすることもないため、届いた本のタイトルを見ているだけで興味をそそられる本がたくさんありました。受け入れ作業中、図書室を覗きに来た何人かの生徒も、段ボールに入ったたくさんの本の山を見て「すごい!」「これ面白そう!」「いつ借りられますか?」と、とても興奮していました。

新年度からはブックレットも活用しながら「科学道100冊フェア」を実施し、幅広い視点から科学の魅力を学校図書館として発信していけたらと考えております。また、教職員にも改めて周知し、各教科の授業やその他特別活動等で活用できる方法を模索したいと思います。
大月町立大月中学校の展示風景の画像

筑後市立図書館(福岡県)

より充実したヤングアダルトコーナーの蔵書について、どのような本を揃えたら良いか担当者として悩む中、魅力ある書架を設置することができました。担当者として当館では職業案内「なるには講座」を実施していますが、『未来をつくる仕事図鑑』などの書籍を積極的に活用していきたいです。
筑後市立図書館の展示風景の画像